【参戦記】Mt.AWA RACE (バーティカルキロメーター&薬師レース)
Mt.AWA RACE(粟ヶ岳バーティカルキロメーター、スカイレース等の総称)に参戦してきました。
1日目は粟ヶ岳バーティカルキロメーター
バーティカルのルールは単純明快。誰が一番速く登れるかを競います。
ただし今回は残雪が多かったため、頂上まで行くのは危険と判断され、8合目までのスピードを競いました。
当日は快晴。気温はさほど上がらず風もなかったので、山でも寒く感じず絶好のレース日和でした。
さて、レースはというと、雪のない区間ではそれなりプッシュできたものの、雪のある区間で大ブレーキ。軽アイゼンを装着しても足元のグリップが全く効かず、結局8合目にも関わらず1時間20分という非常に遅いタイムでゴールとなりました。
更に悪いことに計測機器の誤作動なのか、検出しなかったのか、リザルトは1時間33分という結果でした。
2日目は粟ヶ岳スカイレース。
スカイレースは一定条件の距離と累積標高を満たすコースを走るレースです。
スカイレースそのものは非常にコース難易度が高く、僕の走力では制限時間に間に合わないと判断し、距離が20kmの薬師レースにエントリーしました。
ロード区間でキロ5分ペースで行く予定でしたが、前日の疲労感も相まってペースが上がりません。さすがに2日連戦は身体にこたえます。
更に前日のバーティカル終了後(当然ながら下山する必要があります)、雪解け水でできたぬかるみに何度となくはまり、転んだために打撲とアイゼンが刺さる刺し傷を抱えています。
登山道区間に入ってもやはり身体は重く、ペースが上がりません。
加えて細くて走りにくい道に、ロープがないと昇り降りできない坂…。
以前このルートを通過する大会に出ましたが、こんなキツかったっけ?と思うようなコースに悪戦苦闘。
やっとの思いでラストの下りセクションにたどり着くも、そこからスピードが出せません。とういうよりそもそもテクニックがなく、15分前にスタートしたスカイレース(当然薬師レースより距離が長い)のランナーにガンガン抜かれました。
なんとか下り、ロード区間を抜け、そしてゴール。
3時間11分でゴールでした。今回は計測ミス等はありません。
総括ですが、やはり登りの苦手をある程度克服しないと話になりません。簡単な話、痩せたらいいのですが、なかなか体重が落ちてくれません。
痩せることと登りを多く入れたトレイルのトレーニングを増やさないとダメそうです。
バーティカルは納得いきませんでしたが、スカイ(薬師)レースは現状で出せるタイムが出せたかと思います。
今回は、スカイランニングのため、トレイルランニングのポイントが付与されません。なので、そこまで重要視してないのです。とにかく2日間身体を動かし、累積標高を獲得することにありました。
本番は来月の彩の国100kmでの完走と、ITRAポイント5ptのゲットです。
来年は出るとしたら、スカイレース(フルコース)1本に絞ろうと思います。