うつ病の治療と薬
ブログのタイトル通り、僕はうつ病を患ってます。
診断されてからかれこれ丸3年経過しました。
当初行っていた心療内科からは転院し、別の心療内科で治療を受けています。
今の僕の症状は
1.気分の落ち込み
2.活動する気力が出ない
3.出かける際にめまいや動悸がすることがある(パニック障害に近い)
4.前職場の近くを通過したり、思い出したりするとめまい・動機・頭痛がする(適応障害やパニック障害に近い)
といったところです。
1と2ですが、おそらく正常な人からみたら、単なる怠け癖にしか見えないかもしれません。
しかし、本当に身体が動かなかったり、活動を身体と心が拒絶するのです。
身体が鉛のように重く、酷いときは起き上がることすら困難です。おそらく脳が情報を受け入れたり活動しようとすることを拒絶するモードになっているのでしょう。
3と4は理解できる方がいらっしゃるかもしれません。
軽い症状なら、引っ越した直後や職場・学校が変わったり、仕事が急激に忙しくなったりと、急激な生活環境の変化の直後に起こりうるものです。
いわゆる5月病などはこの類に近いです。
それが慢性化したり、症状が悪化すると、適応障害やパニック障害といった非定型うつ病という診断を受けます。
ところで、うつ病の治療方法とはどのようなものか、ご存じでしょうか。
基本は通院しカウンセリングを受け、投薬により治療します。
症状にもよりますが、一般的に月に1度通院するスタイルが多いように思います。
稀に入院治療を受けるケースもあるようですが、幸いにも僕はそこまで症状が悪化したことはありません。(おそらく自殺願望が強くなりすぎたり、日常生活が送れないまで悪化した場合に入院することになると思われます)
僕は10分程度のカウンセリング(場合によっては短くなったり、30分以上話をすることもある)を受けます。
その後、薬をどうするかを決めるのですが、一度決めた場合、症状が悪化しない限りは薬は変わることはありません。現状維持が原則です。しかし量の増減はあり得ます。
現在飲んでる薬です。
スルピリド錠といい、胃や十二指腸潰瘍の改善薬として用いられますが、精神安定剤としても用いられるようです。薬としての効きは軽めです。
いわゆる心身症に効果があるようです。
過去に同様の薬としてアルプラゾラム錠やデゾラム錠を飲んだこともありました。
これより強くなるとリフレックス錠やレクサプロ錠なんかを処方されます。
僕の中で一番強かったのはレクサプロでした。
ところがこのレクサプロ、ある程度の症状が進行したうつに効果があったのですが、どうにも取り扱いや副作用に悩まされました。
まず離脱症状がきつく、自己判断でしばらく飲まないとうつが急激に悪化したため、「飲むのやーめた」のような気軽な自己判断は非常に危険です。
また副作用がきついです。レクサプロはまだ楽なほうだと聞きましたが、次の副作用がでました。
・夜眠れなくなる(飲まなくなってようやく寝られるようになった)
・食欲が爆発的に増加する(飲まなくなって最近落ち着いてきた)
・胃痛(特に飲み始め2週間はひどかった)
・性格が攻撃的になる(情緒不安定や不安感を感じやすくなった)
・便がおかしい(回数は多いがゆるかったり塊にならない便が出たりする)
などなど、本当に治るんかいと突っ込みたくなるような副作用の嵐。
正直レクサプロはやめられてよかったです。
とまあ、治療もなかなか進みません。大体一進一退が多く、劇的な改善など見られませんし、そもそも完治はしないと思っています。
一度診断されたら改善はするものの、元の状態に戻らない気がします。
そんな厄介な病気です。
でも実際は意外といるかと思います。自覚してないものの、実は症状が出てるかもしれません。