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【参戦記】トレニックワールドin彩の国

最初に結論を書きます。

第3エイドで時間切れでした。

33.5km地点、慈光寺到着が8時間50分。20分オーバーとなりました。

 

以下参戦記です。

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前日夜に会場入りし、車中泊しました。

12時に就寝・6時に起床予定でしたが、寒さもあって5時過ぎに起床。

9時スタートなので、正直時間に余裕がありました。

今回は8の字を描くコース設定で、スタートと中間地点、ゴールが同じ場所になります。そのため荷物を会場において自分のスペースを作ることができました。

時間まではそこで仮眠しました。

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スタートゲート

9時スタート。気温は20℃くらい。湿度が少し高いようでした。

序盤はわずかな起伏を超えて5kmすぎてからが本番。ひたすら登ります。

かなりの急登箇所もあり、なかなか時間がかかりました。

 

第1エイド到着は2時間20分。予定より20分もオーバーしました。

しかし既にリタイアしようか迷っていました。第1エイドまでの途中で変な不安感に苛まれていました。パニック障害のような気持ち悪さです。

昨年のウルトラでも悩まされたこの症状。遠出するレースだと出てしまいます。

このせいで走れるところで全く走れず。時間より遅くなりました。

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第1エイド付近の山頂

 

ただ、第1エイド到着時には症状が緩和されていたため、とりあえず先に進んでみることにしました。

しかし、登り下りの激しいコース設定。10km進むのに獲得標高800m以上。単純計算で斜度8%となります。これが辛く、なかなか走れませんでした。

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岩場も進みます

 

第2エイド到着は5時間経過後。予定より1時間オーバーです。

足も使い切ってしまった感じで、いよいよリタイアするかどうか悩みます。

しかし、第2エイドからではスタート地点まで戻る手段がほとんどありません。

(この大会はリタイアしても自力で戻らなければならないルールです)

疲労もあって完全に動くことができず悩むこと40分。結局進むことにしました。

次のエイドまでは10kmで2時間50分以内で進めばよかったので、次も間に合うだろうと判断。そして次のエイドでリタイアしてもバスで戻れる可能性が高かったので、先に進みます。

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高低図と制限時間をにらめっこ

 

しかし、この判断が甘かった。

累積標高は545mで、これまでより楽だと判断しましたが、これが大間違い。延々と続く登りが500mあり、終わらない登りに苦しめられました。地図に書いてある高低図と違う!と思わせるような終わらない登り。

登りの頂上付近でタイムアップとなりました。

結局3時間以上かけて第3エイド到着。タイムアップでリタイアとなりました。

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慈光寺でタイムアップ

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移動経路はこんな感じ

最悪な結果です。少なくとも半分は進める見込みでいました。甘かったです。

走力が足りない上にメンタルが弱すぎて途中ですぐ走れなくなります。

 

前述の通り、うつから来るパニック障害の症状も原因の一つです。

これが改善されない限り、ウルトラは無理だと判断します。

100km超のレースは当面出場しません。いわゆるミドルレンジ(5~7時間で完走できるもの)に絞り、これを完走できるようにしたいと思います。

 

ですが、100km超、100マイルへの挑戦は止めるわけではありません。

数年後、体調と走力が改善されたころに再度挑戦することにします。

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リタイアした方々と

 

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