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Adizero sub2 その後

 

以前レビューをしたadizero sub2ですが、adidasのホームページから削除されました。2018年に発表されたadizero sub2 は1度もアップデートされることなくカタログ落ちとなりました。

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adizero sub2

 

僕の所有するsub2はその後も10km以下のショートレースで着用しています。ただ履いていて思うのが、

 

「反発が少ない」

 

の一言に尽きます。これがsub2最大の欠点だと思います。

 

構造としてはソール全面にboost lightフォームを装備し、アウトソールは格子状のcontinentalラバーを配置しています。最近主流になりつつある1枚の大きなカーボンプレートはおろか、adidasで多く使用される樹脂プレート(Torsionシステム?)もありません。

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アウトソール

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ミッドソール


 

軽量化のために従来のboostフォームより反発性が薄れたboost lightを使用し、プレートを配置しなかったことで反発性が薄れ、エネルギーリターンが小さくなっていると考えられます。また、Takumiシリーズより厚いとはいえ、薄底の範疇に入るソール厚はやはりクッション性に欠けます。

 

Sub2の特長はその軽さ(27.0cmで160g)ですが、やはり、クッションと反発に乏しいとマラソンでは使えません。

また、現在の10kmロードと女子のハーフマラソン世界記録は、Takumi senを着用したランナーが保持しています。Sub2ではありません。

この辺にもsub2の抱える問題点と闇が隠されています。

そしてsub2に代わるシューズとして、adizero proが4月に発売されます。本作では、カーボンプレートを内蔵し、反発性を向上させる仕様となりました。

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