ウルトラで起こる不思議な出来事
数時間で終わるフルマラソンとは違い、少なくとも10時間以上かかるウルトラマラソンやウルトラトレイルは不思議なことが起こります。
1.居眠り走行
こうなると聴いたことがあり、そんなことないだろうと思っていましたが、実際起こりました。
半分寝ながら走りました。昨年の柴又100Kと信越五岳トレイルランニングレースです。
どちらも共通するのが、遠征先でのレースで前泊しており、睡眠が半端であったことが原因です。それにスピードが比較的遅いことと、序盤なのでウォーミングアップがてらのんびり走っていました。
まだまだ序盤の20kmすぎ。突如眠気が来たのですが、まだ序盤。寝るわけにはいかないのでそのまま走ったところ半分意識が飛んだまま走っていました。柴又では土手、信越五岳では林道。何とか土手の下や林に向かうことはありませんでした。
2.幻聴
信越五岳の50kmすぎ、10時間超えたあたりから聞こえました。おっさん2人が話をしているように聞こえているのですが、周りを見ても誰もいません。山の中です。
音の正体はシューズが擦れる音だったのですが、それがなぜ会話に聞こえたのかは不明です。1時間は続き、前にいたランナーに追いついたところで聞こえなくなりました。
3.幻覚
五頭山麓ウルトラマラソンで30kmすぎて脱水症状に悩まされていた時に見えました。ボーっと何者かが前の林にいるように見えるんですが、近くに行くといなくなります。
何度か繰り返し起こりました。
どうも体調が崩れると起こるようです。不思議なのですが、極限に近づいたのかもしれません。
今週末はトレニックワールドin彩の国100kmです。どんなことが起こるのでしょうか。
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