【レビュー】adidas terrex speed ultra
今シーズンよりトレイルのニューシューズを投入します。
adidas terrex speed ultraです。
購入した経緯は、今まで使用していたterrex speedのクッション性があまりないので下りやロード区間に負担が大きいことと、かかとのフィット感に不満があり履いていてロード用シューズとの感覚の違いが地味にストレスになっていたからです。
先日の西山三山トレイルでテストしてきました。
感覚としてはよりロード用シューズと相違がなく、同じような感じで履くことができました。シューレースホールがより細かいピッチとなったことで、フィット感が向上しています。
また、かかとの形状が良くなり、ちゃんとフィットしている感じがあります。
ソールがやや厚めで、かかとにはブーストフォームもあります。クッションも柔らかく、ロードや下りでの突き上げ感がないので、ロード用シューズに近い感覚で走れました。
構造がロッカー形状なので、足が回しやすい気がします。しかし、安定感としては若干マイナスなのかな?という感じもあります。今回は急な下りがあまりなかったので、わかりませんでしたが、下りの接地感が足りなくなるのかなという気もします。この辺りはスピードと安定感のどちらを取るかだと思います。
アウトソールはadidasといえばおなじみのContinentalソール。パターンは以前のものより細かくなり、ラグも浅めになっています。よりバランスを重視したソールデザインになったと思います。今回はドライコンディションでしたが、特にグリップ不足になることはありませんでした。以前のterrex speedのようなマッドコンディションでの優位性はなくなるかもしれませんが、僕はterrex speed ultraのほうが好きです。
重さも250g(27.0m)です。トレランシューズとしてはかなり軽量な部類に入ります。
今のところ欠点らしい欠点が見当たりません。アッパーが薄い気がするので、もしかしたら耐久性に欠けるところがあるのかもしれませんが、この辺は長期的に使ってみないとわかりませんね。
価格は22,000円(税別)。ちょっと高いです。1万円台ならもっとよかったのですが…。
価格:22,000円 |