走る!うつ病ランナー!

”うつ病ランナー”ERTS ふーたのラン・トレランブログ

【うつ病】前職のトラウマ

 前の職場を退職してから早9ヶ月。

ですが前職のトラウマが未だに癒えません。というよりは、ふとしたことでフラッシュバックし、うつ状態に陥るケースがほとんどです。

 

前職の仕事内容の大半は、製造業の設備管理でした。

設備管理を行う以上、あらゆる人と対峙しなければなりませんでした。

 

依頼元(主に社内の現場作業者)の無茶な要望を聞き、

発注先(社外のメンテナンス系業者)に要望を伝えながらスケジュールを組み、

時に会社役員からのプレッシャーを受け、

年間600件ほどの依頼を受けていました。

うち必要なものは6~7割ほど。残りの3~4割は、「上に改善するように言われたから、そっちで考えて何とかしてくれ」といった丸投げ依頼。

そんな依頼にもほっとく訳にはいきませんでした。進捗を逐一聞かれるからです。

 

更にプレッシャーになっていたのは携帯電話の存在です。

会社から携帯電話を貸与されていました。電源をオフにするなと言われます。

夜でも休日でもお構いなしにかかってきます。

 

おかげで幻聴が聞こえるようになりました。常に携帯が鳴っているように聞こえたり、マナーモードにしていても常にバイブレーションが作動しているように感じたりしていました。

 

そしてとどめを刺したのは、工場設備の移設を行う大型案件。ろくに助けを貰えず、ただ一人でこなしていたように思います。通常業務をこなしながら。

大案件があろうと本来行う自分の仕事が減るわけでなく、結果負担だけが倍増していました。

そして社内で崩壊。会社内で仕事ができない精神状態になりそのまま休職。

4ヶ月後に1度復職し、部署を変更させてもらったものの、結局このトラウマを引きずることになりました。

 

まず、倒れる原因となった当事者と会うことができなくなりました。それだけで、精神状態がおかしくなるからです。

また、夢でうなされることも多々ありました。加えて外出中に社外業者のロゴ・看板を見ただけでも当時を思い出し、精神がおかしくなりました。これらは現在でも悩まされています。

 

僕のトラウマは根が深いです。到底治るとは思えませんし、前職と同業に就くことを躊躇う原因となっています。(キャリアが全く生かせない状況なのです)

 

職場復帰を支え、再休職を防ぐ!うつのリワークプログラム【電子書籍】[ 五十嵐 芳雄 ]

価格:1,512円
(2019/6/3 14:00時点)
感想(0件)