スピード系トレーニングの重要性について
僕は不定期でふーた練を開催しますが、そのほとんどはスピード系トレーニングを行う名目で実施しています。
なぜスピード系練習をやるかというと、絶対的なスピードを向上させるためです。いくらスタミナがあって、後半スピードが落ちなかったとしても、スピードが足りなければ、目標タイムには届かないことがあります。
例えば、サブ3.5を達成するのには4分58秒ペースを維持する必要がありますが、10km48分程度かかる人がサブ3.5を達成するのは不可能に近いです。1km4分48秒かかるようでは余裕がなさすぎます。少なくとも10kmで45分は切っておきたいところです。
トレイルをやるにしても、トレイルばかり走っていてはスピードがつきません。むしろトレイルの特性上絶対的なスピードは減少傾向に出てしまうと考えています。僕の場合、今シーズンのトレイルをメインに行う春から夏場にかけては、ロードのスピードが落ちています。
さて本題のスピード系練習ですが、おおよそ以下のように分類されるように思います。
・インターバルトレーニング(一定距離をスピード上げて走り、途中をジョグでつなぐ)
・レペティショントレーニング(一定距離を走っては休息をとるを繰り返す)
・閾値走(10kmのレースペース程度の速度で20分間走る)
僕の場合上記の項目を週1回目標で行うようにしています。
…といいながら実際にはこなせないことが多々あります。
なぜなら、環境とモチベーションの問題があります。
それなりのスピードを出す必要があるので、込み入ったロードでは実施不可能です。出来れば陸上競技場のトラック、あるいは公園の外周路等を利用するのがベストです。
すなわちこういうところが近場にない場合は、やるのが難しいと言えます。
そして最大の問題点は、モチベーションです。
スピード系練習を実際1人で行おうとすると、途中でダレて失速するケースが多いです。それだけ辛いというか、負荷のかかるトレーニングになります。
1人で行うには相当のモチベーションを維持できないと難しいと思います。
そこで、推奨するのが練習会などに参加するか、ラン仲間を集めて練習会を企画するかといった、周りを巻き込む方法です。
周囲にもスピード系練習をやりたいけれど、なかなかやる気になれないランナーは多いはず。自分と同じ考えの人は多数います。
なので、積極的に練習会を開催したり、参加することをお勧めします。