走る!うつ病ランナー!

”うつ病ランナー”ERTS ふーたのラン・トレランブログ

トレイルランニングとその他山岳競技の違いについて

世間ではトレイルランニングという競技名の知名度は高まっていますが、

「スカイランニング」

「山岳ランニング」

バーティカル

などの競技名にピンとこない方も多いかと思います。

 

トレイルランニングとスカイランニングは似ていますが別の競技にカテゴライズされています。

 

トレイルランニングは走行距離を重視する競技。登山道や林道、舗装路や不整地なんでもありですが、とにかく舗装路以外の道を進むランニング競技と思って差し支えありません。

そして陸上競技の1つとしてカテゴライズされています。2021年のトレイルランニングの世界選手権はIAAFが主催となります。

 

スカイランニングは獲得標高を稼ぐところに重きを置いています。基本のコースは登山道が中心になります。いわゆる山岳競技にカテゴライズされ、とにかく山登りが中心になります。

スカイランニングには以下の競技が存在します。

バーティカルキロメーター:走行距離5km以内で獲得標高1000m以上のもの

スカイレース:走行距離20km以上、かつ獲得標高1300m以上のもの

スカイウルトラ:走行距離50km以上

など、様々な競技があります。

ちなみに、高層ビルの階段を駆け上る屋内バーティカルなんてのも存在します。

 

とにかく

トレイルランニング:とにかく遠くまで走る

スカイランニング:頂上まで駆け登る

という違いがあることを認識していただければ結構です。

 

しかし、装備などに大きな違いはなく、トレイルランニング自体が山頂を通過するルート取ることが多いため、競技自体に大きい違いが見られないのが現状です。

トレイルとスカイどちらもやるランナーは多いです。

 

競技としてはスカイランニング協会のほうが活動が活発である気がします。

先日行われたMt.AWA SKYRACE(粟ヶ岳スカイレース)は、スカイランナーワールドシリーズの第1戦として位置づけられておりました。

国内でもスカイランナージャパンシリーズというのが各地で開催されています。

ユース世代の育成にも力を入れております。協会主催の強化合宿が開催されたりしておりますし、将来的にはオリンピック競技としての登録を目指しているようです。

 

一方トレイルランニングのほうは、これといったシリーズ戦は開催されていません。国内外のメジャーレースは数多く存在しますが、シリーズ戦になっているのはUTWT(ウルトラトレイルワールドツアー)くらいです。国内はありません。

 

個人的に門戸が広く開けられているのがトレイルランニングで、より競技色が強いのがスカイランニングといったところでしょうか。

 

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